焼きもの料理が得意なコンベクションオーブンのメリット・デメリットとは

ピザやグラタンなどの焼きもの料理が得意なコンベクションオーブン。選ぶ時に気になるメリット・デメリットを知ってから選んでみてください。「2017年のおすすめコンベクションオーブン」も参考にしてみてください。

そもそもコンベクションオーブンとは

コンベクションオーブンって聞いたことあるけど何か良くわからないという人もいると思うのでまずはご紹介。コンベクションオーブンの「コンベクション」というのは「熱の対流」のことです。

オーブン庫内にあるヒーターから出る熱を、内蔵してあるファンを使って熱風対流を起こします。そうすることで、庫内全体に熱風が広がるので温度を一定にしたまま、焼きムラもなく調理することができます。

普通のオーブンレンジだと、熱がよく当たる所とそうでない所があったりするので、料理の仕上がりにムラが出来てしまうこともあります。そんな悩みを解消してくれたのがコンベクションオーブンです。

ピザを焼いたり、パンやお菓子を作ったり焼きもの料理をよくするという人におすすめです。コンベクションオーブンでは主に4つの調理ができます。

コンベクション調理

上と下のヒーター熱をファンで熱風にして全体に広げ、ムラなく焼き上げるコンベクション調理。出来立てのピザをお家で食べたくなったら、コンベクション調理で焼き上げればOK。高温で一気にムラなく焼き上げるとおいしく仕上がります。

オーブン調理

上と下のヒーターでじっくり時間をかけて熱を通す料理にはオーブン調理。パーティーやお祝いごとなんかで食べられるローストチキンなどの大きな肉のかたまりでも大丈夫。「中までちゃんと火が通ってるかな?」なんて心配することもなくこんがりジューシーに焼き上げてくれます。

ケーキを焼いたりパンを焼いたりしても熱風でじっくりと焼き上げるので、ムラなく中までしっとりとした仕上がりになります。パンやお菓子作りが好きな人におすすめです。

グリル調理

上のヒーターで焼きもの料理など焦げ目を付けたい料理にはグリル調理。焼き魚や焦げ目をつけたいお肉を焼くと、香ばしい焦げ目をつけて焼き上げてくれます。

スローベーク調理

下のヒータでじっくり時間をかけて料理を作るときはスローベーク調理。プリンや茶わん蒸しなどの蒸し料理や、角煮や煮魚といった煮込み料理などじっくりと熱を与えてくれるので中までしっかり熱が通っておいしく仕上がります。

コンベクションオーブンのメリットとは

コンベクションオーブンのメリットといえばやはり、「焼きもの料理が得意」という所です。上で紹介した4つの調理ができるので焼きもの料理以外もできます。

油を使わないで調理できる、ヘルシー料理が作れます。余分な油を落として揚げもの料理が作れるのでとってもヘルシー。

高温まで一気に上がるので予熱時間が早い。オーブンレンジと違ってヒーターの熱をファンで熱風にして全体に熱を広げるので庫内の温度が一気に高温になります。なので製品によっては予熱がいらないものもあります。

コンパクトサイズのものが多いので設置場所に悩むことはありません。オーブンレンジだと大きすぎるという人におすすめです。

オーブンレンジに比べて値段が比較的に安いものが多い。安いものだと数千円のもからあるのでオーブン機能だけ使いたい人におすすめです。

コンベクションオーブンのデメリットとは

コンベクションオーブンの場合、本体が熱くなってしまいます。なので近くにあまりものを置かないようにすること。

調理中に煙が出ることがあります。この煙は調理中の食材から出る油が下に落ちて煙になっているので、換気ができる所に設置するのをおすすめします。

コンベクションオーブンはこんな人におすすめ

・オーブン機能だけ使いたい人
・パンやお菓子作りが大好きな人
・焼きもの料理を作りたい人
・コンパクトサイズのオーブンが欲しい人
・安いオーブンが欲しい人

オーブンレンジにはオーブンとレンジ機能が付いてます。レンジ機能はいらないけどオーブン機能は使いたい、そんな人におすすめなのがコンベクションオーブンです。特に焼きもの料理が得意なので、パンやお菓子作りが好きな人にもおすすめです。

置き場に困らないコンパクトサイズで安いものが多いでの1人暮らしの人にもおすすめです。「2017年のおすすめコンベクションオーブン」はこちらに書いてあるので参考にしてみてください。